「虫歯の自然治癒はできない。」とネット上で見かけることがありますが、私自身の経験としては、フッ素歯磨き(再石灰化促進と耐酸性強化)と洗口液殺菌(造酸抑制)をしながら、主にカルシウム含有食を十分摂取(リン・ビタミンDも必要)することで、虫歯の凹部塞がれた再石灰化を歯科院で確認したことがあります。但し、酸で浸食された部分の着色や虫歯菌が除かれていないということで、治癒できていないとの判断なのでしょうか、その時の歯科医師は、その治癒部分を削り、殺菌後埋め直しの治療を施しました。 それから数年後、若い頃に埋めた別の虫歯の詰め物が外れ、再び歯痛がしてきました。以前の経験から、再度、洗口液で殺菌をしながら、カルシウム摂取を行ってみたところ、中々、歯痛が収まりません。偶然、韓国料理の激辛チゲ(安全で衛生的な物を食べてください。)を食べたところ、突然、歯痛が収まりました。歯痛の収まった原理を自分なりに考えると、唐辛子で拡張した歯の血管(意外と歯根は柔らかく、抜いた歯の歯根を指で強く摘まむと、歯根から血液が染み出てくる。)を通して、血中のカルシウムやリンが大量に患部に浸透し、その後、歯の血管が収縮することで、患部の神経周りに再石灰化に必要なカルシウムやリンの付着が行き届き、外部刺激が神経へ伝達されなくなり、歯痛が収まったのではないかということです。これは、電子部品の端子が、非常に薄い油膜が付着しただけで、接触不良となり、電気信号が不導通になるのと似ています。とすれば、冷やすことで歯痛を収めることは、歯の血管を収縮させることになり、治癒的には逆効果なのではないかとの憶測も湧いてきます。 唐辛子による虫歯治療についてネット上で調査してみると、下記のサイトがありました。こちらで、専門家の先生がご説明されています。是非、参考に読んでみてください。虫歯も自然治癒できるかもしれません。
【1】トウガラシは歯を修復できる | 下野 正基 先生 | モリタメールマガジン スマイル+(Plus) | 歯科情報ポータルサイト デンタルプラザ (dental-plaza.com)